マイケル・ジョーダンの時代!



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アイザイア・トーマス率いるバッドボーイズ、
マジック・ジョンソンのレイカーズの高い壁をついに突破し、
NBAチャンピオンに輝いたマイケル・ジョーダンのシカゴ・ブルズは、
1990年代に2度のスリーピート(3連覇)を果たし、伝説となっていった。



特に、2度目のスリーピートを果たす1年目となった1996年、
ジョーダンに率いられたブルズは快進撃を見せ、
シーズン新記録となる72勝10敗の成績を叩きだした。



これは、現在も破られていないチーム記録で、
今後も破るには、相当難しい記録の1つに数えられている。



この頃、衛星放送の普及もあり、海外でもNBA人気が高まっていった。



特に日本においては、NBA選手のシューズやユニフォームが人気で、
開幕戦が日本で定期的に開催された時代でもあった。



ジョーダンのブルズを倒すべく、パトリック・ユーイング率いる、
ニューヨーク・ニックスとのライバル対決や、
チャールズ・バークレーなど個性的な面々と、
ジョーダンの対決が盛り上がり、NBA人気はますます盛り上がっていった。



初のカナダに2チームが新設されるなど、発展を遂げた一方、
選手の年棒はどんどん高騰し、1998年にはロックアウトが起こり、
開幕が大幅に遅れ、シーズンが短縮されるなどの事件も起こった。



また、現在と違いこの頃は、センタープレーヤーに人材が多く集まっていた。



パトリック・ユーイング、アキーム・オラジュワン、
デビッド・ロビンソン、シャキール・オニールなど、
いずれも殿堂入りを果たしている、名プレーヤー達だ。



そんな中、センタープレイヤーの質が唯一の弱点だった、
ジョーダンのシカゴ・ブルズが、数々の偉業を成し遂げたことは、
歴史の皮肉とも言える現象だったと言えるかもしれない。







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