今季のシーズンでも、歓声を集めた数多くの試合があったNBAだが、
マイアミ・ヒートvs.ニューヨーク・ニックスの試合でも、
ファンの間から大きな驚きの声が上がった。
実は、前の試合で鼻骨骨折した、あのレブロン・ジェイムスが、
黒いフェイスマスクを着用して、試合に出場したからである。
この日のレブロンは31得点の活躍をみせ、
ニューヨーク・ニックスをホームに迎えたこの試合も、
108対82で危なげなく快勝した。
第2クォーター中盤に、43対27とリードを奪ったヒートだったが、
ここからニックスのエース、カーメロ・アンソニーの奮闘によって、
16得点を許し、差を縮められる。
それでも、第3クォーター残り7分から、23対3の猛攻で一気に突き放すと、
そのままリードを保って連勝を6に伸ばした。
マスクをつけたキングも、これまでと遜色ないプレーを披露し、
5試合連続で30得点以上を記録。
レブロン自身、このマスク着用をいたく気に入った様子で、
キングのマスク効果は、他の選手にも十二分に伝播。
この日、同僚のドウェイン・ウェイドが23得点、
ノリス・コール、マリオ・チャルマーズ、 レイ・アレンの3人が、
それぞれ11得点を記録した。
キングのマスク姿…
できれば今季のプレーオフでも見てみたい気もするが、
怪我でのマスク姿は誰も望んではいない。